2025/10/27

10月21日、佐賀市の西九州大学で開催された「重度障害者の生活・学業・就労の支援について考える」と題した障害者の自立を支援する機器の開発・普及のための「ニーズ・シーズマッチング地域交流会(ATAサテライト佐賀)」に参加いたしました。

当日は、ALSの障害者当事者の方、障害児の親で、佐賀県医療的ケア児家族会「SAGA✖️CONENECT」代表の方、金立特別支援学校の先生方、松尾清美先生(元佐賀大学医学部准教授)、厚生労働省社会・援護局障害福祉部企画課自立支援振興室(現地参加と本庁からのオンライン参加)など20名を超える方の参加がありました。西九州大学の植田友貴先生から取り組みの説明がありました。朝10時から夕方4時まで、機器の説明と重度障害者の生活・学業・就労支援についてのグループワークを行いました。当事者の直面する生活・学業・就労などの支援の様々な課題について論議しました。律動機、運動家具、エビリティマットを展示し、説明させていただきました。障害児のリハビリだけでなく、介護をされるご家族、就労の場での福利厚生としての利用など、低周波垂直律動マシンの資料の有効性を評価いただきました。偶然ですが、現場でご近所のすごかハウスの内田さんともばったり。ALSや高齢者向けのチルドリクライニングの車椅子を展示されておられました。「寒そう」なモデルさんがカンパニーカラーのピンクのジャンパーを着られて、車椅子の説明をうけておられるのが笑いを誘っていました。大変勉強になる充実した1日でした。テクノエイド協会様、お招きいただきありがとうございました。